2005年 04月 25日
北条政子 |
鎌倉時代の武士の妻について。
有名なのでは、源頼朝の妻、北条政子がいますね。
彼女は、後々まで武士の妻の見本とされています。
鎌倉時代の前の、平安時代では、フリーセックスの時代でした。
緩い貞操観念であることが、普通でした。
しかし、政子の頼朝への貞操は、とてもしっかりしたもので、
夫を大切にし、家を守る点で、その後の日本女性の典型にもなっています。
また、自らを非常に厳しく律し、
子どもの養育・家の財産管理・従者の管理指揮など、
家の中のことをいっさい取り仕切っていました。
また、女性としての務めをしっかりとこなすだけではなく、
夫や息子が立派に生きるように、教育までしていました。
武士たるもの、そのようなことで、騒ぐものではない、
などと批判したり、
まさに賢母の典型と言えます。
武士の妻は、自律心が強くなければ務まらないでしょうね。
自分を律する、というのは、本当に大変だと思います。
by wing-town
| 2005-04-25 01:50
| 雑学